健康診断前の食事で気をつけるべきことと結果の活用方法

健康診断前の食事で気をつけるべきことと結果の活用方法

いきなりですが「健康診断がある、もしくは予約した1週間前くらいから食事に気をつける・・・」

といった経験がある方、正直に手をあげてください。おそらく8割ほどの確率で健康診断前の食事内容に変化をさせていますね。

あとは

「健康診断の前は食事を取らないでください」

「健康診断の前日の夜から食事を控えてください」

と病院、もしくは検査団体から言われて、実際に絶食する人も多いかと思います。

ですが、人間は食欲を抑えられるとストレスも溜まるし何より本来のパフォーマンスが発揮できませんね。

そこで、

  • 何時間前なら大丈夫なのか
  • そもそも健康診断前は食事を控えるべきなのか
  • 企業におけるポイント
  • 何より健康診断の結果ってどう使うの?

といったことに、医療系IT企業ならでは、そして健康経営サポート事業を行っている専門家として解説していきます。

健康診断の前日の食事で気をつけるべきこと

さて、早速ですが健康診断の前日の食事で気をつけるべきことを見てみると、

  • 健康診断12時間前からは食事や味気のある水分を摂取しない
  • 可能であれば服薬も控える

の2つが基本。

ですが、これは「特に持病等を持っていない人」に限り、糖尿病の方が絶食を行うと低血糖症などを引き起こす可能性もあるので、そういった方は検査を受ける前に検査結果を診断してくれる医師に相談し、安全な状態で健康診断を受診しましょう。

※健康診断の結果を分析する時に、食事摂取の時間や服薬を報告することによって、ある程度本来の身体を数値を予測することが可能ですので。

あと気をつけなければならないのは妊婦さん。子供を大きくするためには栄養補給は確実に必要なので、この際もしっかりと医師に申し出るようにしましょう。

なぜ絶食しなきゃダメなの?健康診断前の食事は血液、血糖値などに影響が出る

ここで1つ疑問が出てきますね。

それは「健康診断前に摂取したことを申告すればある程度予測できるのであれば別に食べても平気だろ」問題。

ズバッと言ってしまうと「人間の身体は理論通りにいかず、あくまで予測しかできない」ので、健康診断には空腹で臨む必要があります。

健康診断の項目には

  • 空腹時血糖値
  • 中性脂肪

といったように食事と非常に関連の強い検査項目があり、

  • 空腹時血糖値に関しては検査前2時間以内の食事はほぼ確実に影響する
  • 中性脂肪に関しては検査前10時間以内の食事が影響する

のでこれらの正確な数値を出してあげることが「あなたの身体を検査する」ことに繋がります。

極論その日の体調によっても検査結果は多少異なるのですが、やはり本来の身体の数値を出してあげることが何よりも大切ですよ。

健康診断前のタバコはどうなるのか。何時間前・・・?

さて、食事は分かったと。じゃぁ喫煙は?

答えから言うと喫煙による検査結果の影響は確実に起こるので、健康診断前は禁煙しましょう。そのままやめられれば最高ですけどね。

実際にタバコを吸った時の身体の変化と健康診断の内容を照らし合わせてみると・・・

  1. 吸って数秒以内に血管が細くなり、血圧が上昇
  2. 悪玉コレステロール値の上昇
  3. ニコチン、一酸化炭素が血液中に混合し、一気に全身にめぐる
  4. タールが喉や肺にこべり付き、呼吸が変わる
  5. 胃に到達し、胃の検査結果に悪影響を及ぼす

などなど、流れはもっとあるのですが、とりあえずほぼ全ての血液検査結果に影響すると考えてください。

ちなみに禁煙後24~48時間ほどで体内のニコチンが身体からなくなり、20分後程度で血圧はほぼ正常値に戻ります。

健康診断は会社において義務なのか

企業における健康診断ですが、法律で義務とされています。

事業者は、労働安全衛生法第66条に基づき、労働者に対して、医師による健康診断を実施しなければ なりません。また、労働者は、事業者が行う健康診断を受けなければなりません。

引用元:厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000103900.pdf)

なぜ義務化されているのかと言うと

  • 免許証のように、自分の身体の健康状態を証明するものである
  • 従業員の健康状態が悪い状態で仕事を継続させると、過労死などにつながる可能性がある
  • 疾病の事前予防

からですね。

健康診断を行うことで、国全体の健康指数を向上させることが可能ですので、確実に受けるようにしましょう。

もちろん健康経営を進める上で確実に必須な項目になってきます。

会社、企業で健康診断を行う時のポイント

企業において、健康診断を行う際のポイントは

  • 全従業員が受診できるようにする
  • 検査結果の悪かった従業員は再検査、特定保健指導を受けてもらう
  • 健康診断は保管しておく
  • 結果を分析し、会社の健康課題を把握する

といったように、「ただ受ける」からの脱出が必要になってきます。

会社、企業における健康診断の活用方法

健康診断の活用方法は、弊社における健康経営の資料の1部を見ていただくと、大体流れが見えてくると思います。

要するに健康診断は「健康診断から得られる従業員の健康課題を解決し、労働生産性を向上させて、企業価値を向上させる」のに活用します。

  • 太っている人が多い
  • 血圧高い従業員が多い
  • 要再検査など、健康に重大な課題を抱えている従業員が多い

のであればそれぞれの課題を解決することによって

  • 脂肪が多くて血液循環が悪い従業員たちの課題を解消し、血の巡りがよくなり、血糖値による集中力の低下を排除。結果的に従業員の労働生産性が向上
  • 病気になり、長期休暇を取られてしまうリスクを排除することによる無駄な人件費の削減

などが見込めます。

これら健康診断の分析や課題発掘、解決まではサポートしております。

こちらより健康経営の流れを把握し、お気軽にご相談くださいませ。

料金の相場や値段と平均について

健康診断の費用に関しては病院ごと、そして検査項目によって左右されるのですが、

  • 一般社会人
  • 定期健康診断

であれば企業側が負担してくれることが多いです。

大体費用的にも1万円前後で全身の検査・血液検査等を行ってくれるのですが、例えば

  • バリウム
  • 乳がん検査
  • 前立腺がん検査
  • etc…

などは追加料金を支払う必要がある場合があります。

詳しい内容についてはあなたのお住まいの協会けんぽを確認するといいでしょう。

ちなみに国民健康保険に加入し、条件を満たしている方は年1回健康診断を無料で受けられるので、こちらも併せて確認しましょう。